毎日そんな状態の人、多いのではないでしょうか?
私もそうですし、そうでした。
今もまだ試行錯誤を重ねている段階ですが、前よりも気持ちが大分楽になりました。
そして、ようやく子供との暮らしを楽しめるようになりました。
何か変えたい、と漠然と思っている方にぜひ紹介したいこと3つをお伝えします。
こんな方におすすめ
- 今よりも楽に暮らしたいと思っている方
- 手の抜きどころを試行錯誤している方
- 自分を大切に、時間やりくりしたいと考えている方
皆さん、毎日お疲れ様です。
とりあえず、声を大にして言いたいのは、
ママこそ、家事簡略化して自由な時間をつくろう!!
ということです。
そのために、我が家が実践していることをお伝えしていきます。
そう思うきっかけになった話は、またあとで後述していこうと思います。
大まかにいうと、結構色々あって(笑)
夫婦仲険悪になったり、
子供といてもやるべきことが頭に浮かんで楽しめなかったり…
今思えば、闇時期でした。
それを打破したきっかけが、
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まず自分は何を大切にしたいかを考えること
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だったんですね。
自分1人でできることは限界があるし、時間も有限ですよね。
その中でどうやって自分軸をもって生活するか?
私にとっては、
「家族と過ごす時間」が絶対大事にしたいことであることに気づいたんです。
子供の成長は早い。本当に早い。
あっという間に幼児になって、指しゃぶりもなくなって、遊び食べもしなくなって、トイレで排泄できるようになった・・・
彼が自立するまでの時間は確実に近づいていることを実感したんです。
なので・・・それ以外は適当でいこう!(笑)
と、完全に割り切りました。
ただ、家族と楽しく過ごすためには、健康でいなくちゃいけない。
それなら、食事はなるべく栄養バランスが取れたものを。
自分が楽に過ごせるようになるなら、家族にも主体的に動いてもらえばいいじゃん。
もちろん、子供にも動いてもらおう。
1.「こうあるべき」の概念を捨てる
食事は絶対手作りを、1日1回は外遊びを、帰ったらなるべく子供の遊びに付き合うこと…
挙げたらきりがない、そんな思い込みがママをがんじがらめにしている1番の要因ではないでしょうか?
結婚や子供の有無を区別しない15~64歳の男女全体,諸外国と比較した場合
上の表を見てください。
世界各国の中で比較すると、男女とも有償労働時間が長くなっており、全体の社会進出が進んでいることが分かります。
それだけではなく、男性の場合無償労働の時間は圧倒的に少なく、大きく女性が偏っていることもわかりますね。
無理ですよ、仕事に育児に家事すべてが女性の負担なんて…
我が家も、夫は終電間際までの残業が当たり前、育休なんてなくて、家には寝に帰るだけが当たり前でした。そりゃあもう、険悪な仲にもなりますよね…
こだわらないことは、とことん時短にして時間を大切に使っていきましょう!
怒りながら、イライラしながら家事をこなすのは効率が悪いだけではなく、周りにも悪影響。
子供の発達にも大きく影響を与えます!
親が常に不機嫌な態度だと、子供の情緒不安定、愛情不足によって人の顔色を伺うようになり自己表現ができなくなります。
反対に、笑顔の効果を知っていますか?
笑顔の人と一緒にいると、その人につられて笑顔になる……という経験をしたことがあると思いますが、それは「エンドルフィン」の働きによるものと考えられています。
エンドルフィンとは、脳内で機能する神経伝達物質の1つで「体内で分泌されるモルヒネ」の意味があります。モルヒネの数倍の鎮痛効果があると考えられ、「気分が高揚」したり「幸福感」が得られたりするという作用を持っています。
引用:自分も周りも幸せに!笑顔がもたらす5つの効果 笑うのが無理なら、軽く微笑むだけでもOK | 読書 | 東洋経済オンライン (toyokeizai.net)
この、エンドルフィンは、気分の高揚と幸福感を感じ取れたり、集中力と記憶力の向上、子供の自発性や自立性に役立ちます。
それなら、少しでもママの笑顔が増えるように楽したほうが得だと思いませんか?
2.時間をかけることこそ愛情なのか?
わたしが手抜き実践で1番効果があると感じるのは
「3食しっかり栄養バランスを考えて食べさせないといけない」
という思い込みを捨てたことです。
料理について、
料理写真共有アプリ「SnapDish (スナップディッシュ) 」(以下SnapDish)を運営するヴァズ株式会社(事業所:東京都武蔵野市、本店所在地:東京都練馬区、代表取締役:舟田 善)は、同アプリの利用者から「料理に関する家事の時短」について調査を実施
引用:9割が「時短」したい!共働きや育児で忙しい現代人「料理の家事」にも時短ニーズ~生活者のお悩み&アイディア集~【食卓体験ラボ】 - PR TIMES|リセマム (resemom.jp)
上記の調査では、9割の方が料理を時短したいと答えています。
結果にも表れていますが、仕事終わりの、「平日の夕食」は特に億劫になる場面ですよね。
疲れている中、献立考えて、お腹すいてなだめながら調理して、作り終わったと思ったら、「もういらない」とか言われて・・・(笑)
そんなところこそ、手を抜きましょう!!!
我が家は朝と夜を逆転させて、どうにか回しています。
我が家の平日の夕食例
- 朝食の残り+汁物
- 納豆ご飯ORふりかけご飯+汁物
- ジャムパン、インスタントスープ
- フルーツグラノーラ
- 好きなものパーティ
- ドイツ式(火を使わない)
などなど・・・
朝だと子供が熟睡中なので、少しの物音では起きません。準備できる時間にも心にも余裕ができるので我が家は朝に栄養バランスを考えたご飯を食べます。
なので、夜は、簡素なもので済ませます。
そして、みなさん気になりませんか?
夕食例に、”ドイツ式”が入っていることに。
私たち日本人は、どうしても、手料理=愛情 の方程式を完成させがちです。
でも、それって本当なのでしょうか?
手作りの料理にこだわるあまり、余裕がなくなり、家族へのやさしさとコミュニケーションが失われてしまう、なんてことになると元も子もないような…
私も過去は毎食手作り派でした。
「子供もできたし、なるべく体にいいものを」
と考えて作ったけど、手をかけたものほどそんなに食べないし。むしろ納豆ご飯喜んでいるし。
家事に追われるよりも、家族との時間を楽しむことを重要視し、日常を大切にというのが、ドイツ流!
この情報を得てから、我が家では、完全にこの方式です。
ドイツの食生活から学ぶ
ドイツでは、朝・夕は軽めの食事、昼をメインにして夕まで動けるようにエネルギーを補給する、という合理的でシンプルな食生活を重視しています。
朝食・夕食ともにシンプルで、火を使わないことが多いです。
朝食例
朝食:パンにハム、チーズ、野菜を挟んだものや、ミューズリ(オーツ麦などの穀物を加工したものにドライフルーツ、ナッツなどを加えたシリアルの1種)に牛乳やヨーグルトをかけたものが主流です
夕食例
サラミやチーズ、作り置きのゆで卵などをパンにはさんで食べることが一般的です。シチューやゆでたジャガイモにハーブソースをかけるなど、温かい食事をすることもありますが、冷たい食事を好む傾向が強いです。
帰宅後甘えたくて不機嫌になる子供の相手をしながらでも、簡単にできるようにすることで気持ちが大分楽になりました。
国連児童基金(UNICEF)のイノチェンティ研究所は2020年、先進国及び新興国38カ国を対象とした「子どもの幸福度」ランキングを発表しました。
総合 国名 精神の健康 体の健康 スキル 1 オランダ 1 9 3 2 デンマーク 5 4 7 3 ノルウェー 11 8 1 4 スイス 13 3 12 5 フィンランド 12 6 9 6 スペイン 3 23 4 7 フランス 7 18 5 8 ベルギー 17 7 8 9 スロベニア 23 11 2 10 スウェーデン 22 5 14 11 クロアチア 10 25 10 12 アイルランド 27 17 6 13 ルクセンブルク 19 2 28 14 ドイツ 16 10 21 15 ハンガリー 15 21 13 16 オーストリア 21 12 17 17 ポルトガル 6 26 20 18 キプロス 2 29 24 19 イタリア 9 31 15 20 日本 37 1 27
引用:【国際】ユニセフ「子どもの幸福度」38ヶ国ランキング、日本20位。生活満足度と友達作りが37位 | Sustainable Japan
この年よりも前に実施した同様の調査で、ドイツは幸福度ランキング1位になったこともあるんです。
そこがすべてではないにしろ、料理を時短することで、子供と向き合える時間を捻出できますよね。食事を家族団らんの時間にすることが何よりも大切かなと思います。
オランダ人ほど、温かい食事のためにキッチンで過ごす時間が18分という人は、世界でも他にいません。
幸福度1位のオランダに関しても、簡素な食事が伝統的な国となっています。
栄養バランスももちろん大切ですが、日々余裕を持てる環境を作ることがなによりも大事なことではないでしょうか?
結局子供って偏食もあるので、
「作っても食べない問題」
でもイライラしないし、オールOKかなと。
子どもがおかわりする、時短火気使用のレシピ(笑)は違う記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
3. 子どもに協力してもらう
子どもも家族の大切な一員です。我が家は家事でのお小遣い制は導入せず、家事は家族で協力して行うものとしています。
成長段階別で、それぞれでできる家事はこんなにあります。
1才ごろからできるお手伝い
カーテンの開け閉め・植物の水やり ・食事前のテーブル拭き・靴をそろえる など
3才ごろからできるお手伝い
食前+食後のテーブル拭き・お皿やお箸を並べる・玄関の掃き掃除・洗濯物たたみ(タオル) など
5才ごろからできるお手伝い
床の雑巾がけ・家の外の掃き掃除・お風呂洗い・洗濯物たたみ・簡単な調理のお手伝い など
そして、家事をすることは、ゆるくモンテッソーリ教育をしている我が家の方針にもあっているのです。
モンテッソーリ教育って?
子どもを観察することによって見出された事実に基づく科学的な教育法です。その基本的な考え方は「子どもには生来、自立・発達していこうとする力(自己教育力)があり、その力が発揮されるためには発達に見合った環境(物的環境・人的環境)」が必要である」というものです。
引用:https://sainou.or.jp/montessori/about-montessori/index.htm
子どもにとっても、家事に参加することは成長や責任感の育成に役立ちます。家事を通じて子どもに責任感や協力心を育むことも重要です。
家事の負担を分散し、時短化につながります。年齢や能力に応じて、片付けや掃除、洗濯物たたみなど、簡単な家事から始めてみましょう。